研究課題/領域番号 |
16H02678
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
齋藤 繁 群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (40251110)
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研究分担者 |
荻野 祐一 群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (20420094)
高澤 知規 群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (30400766)
田畑 泰彦 京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 教授 (50211371)
須藤 貴史 群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (60739621)
久保 和宏 群馬大学, 大学院医学系研究科, 助教 (80546531)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
36,920千円 (直接経費: 28,400千円、間接経費: 8,520千円)
2019年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2017年度: 12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
2016年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
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キーワード | 慢性疼痛 / 再生医療 / 抑制ニューロン / 脊髄後角 / 神経障害性疼痛 / 慢性痛 |
研究成果の概要 |
新規の実験手法も導入して慢性疼痛治療開発につながる下行性抑制メカニズムの解明を試みた。大脳皮質から脊髄後角への局所抑制回路では、脊髄後角I層およびII層外側のGABA系統が重要であるが、II層内側より深部ではグリシンが重要であると報告しているものを再確認した上で、神経障害性疼痛のモデル動物の脊髄、青斑核、その投射系の細胞活動について行動生理学的、薬理学的に検証した。 行動実験:疼痛閾値の測定では、様々な薬剤を投与した上で、Paw-pressureテストを用いラットおよびマウスの実験を行った。機械的侵害刺激を動物の後肢に与え、逃避した時の圧を逃避閾値として算出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、末梢神経障害性の痛みでは下行性制御系の活動が重要である事が再確認されたことは痛みメカニズムの解明に寄与したと考えられる。また、抗てんかん薬、抗ケイレン薬系統の薬剤による慢性痛治療を更に有効にするための基礎データを得ることができた
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