研究課題/領域番号 |
16H02805
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
新城 靖 筑波大学, システム情報系, 准教授 (00253948)
|
研究分担者 |
佐藤 聡 筑波大学, システム情報系, 准教授 (90285429)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
|
キーワード | 情報工学 / 計算機システム / ネットワーク / プライバシ保護 / 個人情報保護 / ライバシ保護 |
研究成果の概要 |
インターネットの利用者は、ランダムに見える文字列を含む URL でコンテンツにアクセスする時、利用者追跡がなされていないことを確かめる術を持たない。本研究では、次の2つのしくみを実現し、利用者追跡を防止する。(1) 協調している利用者は、ある URL 等の識別子で識別されたコンテンツをアクセスする時、同じコンテンツをアクセスする利用者が少なくとも k 名以上存在することを利用者自身で確認可能にする。(2) 利用者による濫用を抑止しながら、IPアドレスを効果的に匿名化する。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果、インターネットにおける利用者追跡の考え方に大きな変革がもたらされる。従来、利用者は、Web サーバが掲げているプライバシ・ポリシーを信じるしかなかった。本研究の結果、利用者は、利用者追跡の不安から開放される。また利用者が追跡されないサーバを選択して利用するようになれば、サーバ運営者も、利用者追跡の代わりに利用者から受け入れ可能な方法を模索せざるをえなくなる。
|