研究課題/領域番号 |
16H02816
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 国立情報学研究所 |
研究代表者 |
鯉渕 道紘 国立情報学研究所, アーキテクチャ科学研究系, 准教授 (40413926)
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研究分担者 |
松谷 宏紀 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (70611135)
石井 紀代 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エレクトロニクス・製造領域, 主任研究員 (90612177)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2016年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 相互結合網 / Approximate Computing / 計算機システム / フォトニックネットワーク / ハイパフォーマンス・コンピューティング |
研究成果の概要 |
センサー観測データやソーシャルデータ処理に代表されるビッグデータ並列計算ではコンピュータとネットワークが提供する精度を落としても結果の大勢に影響せず,ユーザーが利用する上では十分なことが多い。そこで、本研究ではデータセンターなどの並列分散システムにおいて、情報の価値に応じた許容誤差でデータ転送することで、通信遅延、エネルギー性能比を向上させるApproximate Computing ネットワークを提案、探求した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1.近年、データ量が多い一方、計算精度を従来ほど厳しく要求しないビッグデータ処理の需要が劇的に増加しており、計算システムの在り方が質から量に変化しつつある。その変化に対応すべく、本研究では、Approximationに基づく新たな計算システム・ネットワークの設計法を提唱した点に社会的意義がある。 2.ネットワークが提供する信頼性の度合いを下げることで,新デバイス(たとえば光無線)の通信機器への導入障壁を緩和することが期待できる点に学術的意義がある。
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