研究課題/領域番号 |
16H02831
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報セキュリティ
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 (2017-2018) 東北学院大学 (2016) |
研究代表者 |
林 優一 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (60551918)
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研究分担者 |
本間 尚文 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (00343062)
藤本 大介 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (60732336)
嶺岸 茂樹 東北学院大学, 工学部, 教授 (70146116)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | 電磁情報セキュリティ / サイドチャネル攻撃 / スマートデバイス / 電磁環境 / ディスプレイ / 情報システム / 暗号・認証など / 計算機システム / 電子デバイス・機器 / 暗号・認証等 |
研究成果の概要 |
本研究は、公共空間におけるスマートデバイスからの電磁波による情報漏えい評価技術の開発・メカニズム解明・対策技術の開発に取り組んだ。具体的には、漏えい評価技術を開発し、その評価技術を用いて、デバイスから生ずる漏えい電磁界を時間領域で可視化することにより、漏えいメカニズムを解明した。また、メカニズムに基づき、漏えいに関わる設計パターンを特定し、そのパターンに着目した情報漏えいを予測可能なシミュレーション技術を開発した。さらに、メカニズムに基づき、漏えいを抑止する配線パターンや電気素子などを効果的に組み合わせ、安価で機器に実装しやすい対策技術を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
タブレット端末は近年急激に普及しており、私的な空間のみならず第3者が存在する公共の空間においても個人的な情報を閲覧・入力する機会が増加している。一方で、タッチスクリーン端末に表示された情報が電磁波を通じて漏えいする新たな脅威が指摘されており、攻撃の痕跡を残さずにユーザが端末に入力したキーとその入力先が攻撃者に漏えいする可能性がある。本研究ではこうした脅威に対抗するため電磁波を通じた漏えい評価技術及びメカニズムを解明し、それに基づく対策技術の開発を行った。
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