研究課題/領域番号 |
16H02855
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
熊澤 逸夫 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (70186469)
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研究分担者 |
佐藤 誠 首都大学東京, システムデザイン研究科, 特任教授 (50114872)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2018年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 釣竿効果 / ユーザーインターフェイス / VR / AR / 触覚 / サイバーシックネス / ハプティック / ハプティックス / 触覚情報提示装置 / 共振 / バーチャルリアリティ / ユーザインターフェイス / 動的特性 / 触覚ディスプレイ / 触覚情報提示 / マルチモーダル・ユーザーインターフェイス |
研究成果の概要 |
釣竿を介すると小さな魚が重く感じる。あるいは小さな魚が釣り糸を引く力を強く感じる。こうした体験は多くの釣り人にあるだろう。応募者等は本研究によって釣竿がこのような効果を生じる原理を解明した。また、こうして明らかになった弱い力を強く感じさせる原理(Fishing Rod Effect、釣竿効果)に基づき、近年急速に進展しているVR(仮想現実感)、AR(拡張現実感)、MR(複合現実感)の分野で、触覚に明瞭でリアルな触感を提示する技術とサイバーシックネスを軽減するための全身揺動装置を試作した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
釣竿を介すると小さな魚が重く感じる。あるいは小さな魚が釣り糸を引く力を強く感じる。この身近な体験の要因は従来未解明であったが、本研究では、その要因が、てこの原理による物理的な効果と、実際には自己が生成した力を外界から加わった力と感じる錯覚が複合的に作用して生じる効果であることを解明した。またこの効果を、近年急速に進展しているVR(仮想現実感)、AR(拡張現実感)、MR(複合現実感)に応用し、小型のモータで触覚に明瞭でリアルな触感を提示する装置とサイバーシックネスを軽減するための全身揺動装置を試作した。
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