研究課題/領域番号 |
16H02860
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
長松 隆 神戸大学, 海事科学研究科, 准教授 (80314251)
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研究分担者 |
竹村 憲太郎 東海大学, 情報理工学部, 准教授 (30435440)
鎌原 淳三 神戸大学, 海事科学研究科, 准教授 (60283917)
山本 倫也 関西学院大学, 理工学部, 教授 (60347606)
田中 直樹 神戸大学, 海事科学研究科, 教授 (90188318)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2019年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ユーザインタフェース / 視線計測 / ユーザインターフェース |
研究成果の概要 |
視線を利用したヒューマンインタフェースの研究開発は、今後、急速に進展すると予想される。しかしながら、利用前にユーザが数点の注視を行う校正作業(キャリブレーション)が必要なままであり、応用範囲が限定される状況にあった。 本研究では、幾何学的な制約によるランタイムキャリブレーションについて研究し、その限界を示した。そのため新たな方法を検討した結果、画面情報を活用したランタイムキャリブレーション手法を提案した。画面情報としては、顕著性マップ、顔の領域抽出を利用した。その結果、顕著性マップより、顔の領域抽出を用いた場合で、精度よくキャリブレーションを行えることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的な意義は、これまで難しいとされていた、ランタイムキャリブレーションによる高精度視線計測が、注視対象物の制約はあるが、可能となったことである。 これにより、様々な社会的な意義がある。例えば、心理学の実験において、被験者に意識させない自然な状態でデータ収録ができるようになる。これにより、拘束時間が減少し、コスト削減が可能である。さらに、乳幼児や動物の計測も容易になる。また、博物館等で展示物との自由なインタラクションが実現できる。手の届かない/触ってはいけない展示物とのインタラクションも可能となる。また、店舗、自動販売機、広告等での、注目度の解析等にも利用可能である。
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