研究課題/領域番号 |
16H02869
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
駒谷 和範 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (40362579)
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研究分担者 |
武田 龍 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (20749527)
林 克彦 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 助教 (50725794)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2018年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2016年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | 対話システム / ドメイン知識獲得 / 未知語 / 未知概念 / 暗黙的確認 / 質問選択 / 質問生成 / ドメイン知識 / 知識獲得 |
研究成果の概要 |
「話すほど自律的に知識を獲得して賢くなる対話システム」を目指して研究を行った.具体的には,ユーザとの対話中に現れる未知語に関する知識を,ユーザの話す意欲を削ぐことなく取得するための暗黙的確認というプロセスを提案した.これに際して,質問の種類がユーザの印象に与える影響を,クラウドソーシングを用いて分析した.さらに知識グラフ補完を使って,システムにとって未知である知識に関する質問を選択する手法も新たに提案した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
対話システムが話しながら知識を獲得することは重要なトピックであり,ここ数年で海外のいくつかのグループでも研究が開始されている.その中でも我々のグループでは,ユーザの話す意欲を削がない手法に注力しており,このような観点からのアプローチは世界的にもまだ類を見ない.一見賢いがすぐに飽きられるような対話システムの次世代を考えるうえで,個人に応じてシステムが育つ技術は必須であり,それを実現するための基盤技術にあたる.
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