研究課題/領域番号 |
16H02884
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能ロボティクス
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
今井 倫太 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (60348828)
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研究分担者 |
小野 哲雄 北海道大学, 情報科学研究院, 教授 (40343389)
中臺 一博 東京工業大学, 工学院, 特任教授 (70436715)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 知能ロボティクス / 知能機械 / 認知科学 |
研究成果の概要 |
人とロボットのコミュニケーションにおいて、タイミングや「間」の観点から研究を行い、円滑なコミュニケーションの実現方法の研究を行う。成果の一つ目は、人がロボットとのコミュニケーションに対して感じる飽きを推定する手法を構築した。人の顔の向きから、コミュニケーションの飽きが推定でき、ロボットの会話の質を向上できた。二つ目は、リアルタイムで人の体動を模倣し、「間」を生成する手法を構築した。従来は時間遅延によって体動模倣を人に気がつかれないようにしていたのに対して、本研究では、体動模倣の大きさを変化させる方法を考案した。リアルタイムに気付かれずに体動模倣をし、人とのコミュニケーションを向上できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した手法は、人がロボットとのコミュニケーションをどのように意味付けるかの観点から、調査を行い、それに基づいて認識手法、行動生成手法を実現したところである。実験参加者にロボットとのコミュニケーション中の自分の心理状態を自信のビデオを閲覧してもらい構築したモデルは単純にセンサで客観的に計測したものでは得られるものではなく、人とロボットのコミュニケーションの質の向上に大きく貢献するものである。
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