研究課題/領域番号 |
16H02900
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生命・健康・医療情報学
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研究機関 | 静岡理工科大学 |
研究代表者 |
本井 幸介 静岡理工科大学, 理工学部, 准教授 (80422640)
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研究分担者 |
坂井 宏旭 独立行政法人労働者健康安全機構総合せき損センター(研究部), 独立行政法人労働者健康安全機構総合せき損センター(研究部), 研究員(移行) (10707037)
山越 憲一 昭和大学, 医学部, 客員教授 (40014310)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 無負担型生体計測 / 生理機能モニタリング / 遠隔/在宅医療・診断 / 循環器系罹患療養者 / 脊髄損傷者 / 介護支援システム / スマートホーム / カームヘルスケアテクノロジー / ネットワークシステム / 脊髄損傷患者 / 生体生命情報学 / 医療・福祉 / 遠隔診断 / 生理機能 / 遠隔・在宅医療 / 遠隔診断治療 |
研究成果の概要 |
循環器系罹患療養者の在宅における継続的な体調モニタリングを支援すべく、トイレ、ベッド、浴槽、いすといった家庭用調度を利用した負担のない生理機能情報モニターシステムを開発した。本システムでは、体重、排泄量、心弾動図、血圧、心電図、呼吸、体温などを含む、多種の情報を計測可能であることが、従来方との比較により確認された。さらに、フィールド試験結果より、脊髄損傷患者や高齢者における体調変化の早期検出や、より適切なケアの策定や、その効果の定量評価に有用であることが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで継続的に得られなかった生理機能情報を、在宅で負担なく自動取得し、体調悪化予兆の早期判定や投薬管理等を可能とする、病院と連携した在宅モニター・遠隔支援システムの具現化は、今後の遠隔医療の為の先駆的研究開発事例となる。これにより「循環器系罹患者における生理機能情報の長期取得と分析による新しい病態指標創出」、「これまでにない在宅下における継続的なデータによる新たな体調変化早期検出プログラムや在宅療養者支援法の実現」に大きく寄与し、今後も様々な分野・症例における評価が期待される。
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