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人狼ゲームのプレイヤの思考過程の分析

研究課題

研究課題/領域番号 16H02928
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 エンタテインメント・ゲーム情報学
研究機関公立はこだて未来大学

研究代表者

松原 仁  公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (50325883)

研究分担者 大澤 博隆  筑波大学, システム情報系, 助教 (10589641)
棟方 渚  京都産業大学, 情報理工学部, 准教授 (30552351)
伊藤 毅志  電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (40262373)
片上 大輔  東京工芸大学, 工学部, 教授 (90345372)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
キーワード情報処理モデル / 熟達者 / 生体信号 / ゲーム / 視覚情報 / 不完全情報ゲーム / コミュニケーションゲーム / 認知モデル / 思考モデル / 実験 / 熟達 / 思考過程 / 5人人狼 / 精神性発汗 / 非言語情報 / 発話データ / 1 / ゲーム情報学 / 人狼 / 皮膚抵抗値 / 視線情報 / プロトコル / 皮膚精神性発汗
研究成果の概要

研究では人狼をプレイする人間の生体信号、視覚情報、プロトコルなどのデータを実験で得てそれらをゲームの記録に合わせて分析することによって、彼らがどのように考えてプレイをしているかの知見を得る。人狼が強い人と弱い人でそれらのデータがどのように違うかを明らかにする。人狼を学んで弱いところから強くなっていく過程でそれらのデータがどのように変化するかを明らかにする。ゲームの記録とそれらの結果を突き合わせて分析することによって、人狼のプレイヤがどのように考えてプレイ(発話や投票行動など)を決めているかの情報処理モデルを構築をほぼ行なった。COVID-19の影響で検証ができなかったので今後検証を行いたい。

研究成果の学術的意義や社会的意義

人狼はこれまでにコンピュータが人間よりも強くなったチェス、将棋、囲碁などと異なり、不完全情報、非対称、コミュニケーションという特徴を持っており、現実により近いゲームとしていい研究対象になっている。人狼の強いプログラムを作るためにも人間が、特に強い人間がどのように考えて人狼をプレイしているかを知ることは価値がある。本研究はその第一歩として位置づけることができる。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実績報告書
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (21件)

すべて 2020 2019 2018 2017 2016

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (19件) (うち国際学会 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 人狼知能研究のすすめ2018

    • 著者名/発表者名
      片上大輔,鳥海不二夫,大澤博隆,狩野芳伸,稲葉通将,大槻恭士
    • 雑誌名

      知能と情報

      巻: 30 ページ: 236-244

    • NAID

      130007926371

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 人狼知能同士の対戦ログデータを用いたデモンストレーション自動生成システムの開発2020

    • 著者名/発表者名
      上野大雅,片上大輔,鳥海不二夫,大澤博隆,稲葉通将,狩野芳伸,大槻恭士
    • 学会等名
      HSSデザインコンテスト2020
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 人狼知能における言語ヘッジを利用した信頼モデルの提案2020

    • 著者名/発表者名
      星野総士,片上大輔
    • 学会等名
      HSSデザインコンテスト2020
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 言語的コミュニケーションゲーム「DREAMS」を用いた研究計画,2019

    • 著者名/発表者名
      浅野旬吾、伊藤毅志
    • 学会等名
      第36回日本認知科学会大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] ゲーム研究の新展開と認知科学2019

    • 著者名/発表者名
      伊藤毅志、松原仁、山本雅人、狩野芳伸、大澤博隆
    • 学会等名
      第36回日本認知科学会大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 実世界人狼ゲームのジェスチャーの分析2019

    • 著者名/発表者名
      高山周太郎, and 大澤博隆
    • 学会等名
      工知能学会全国大会2019
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 音声感情と動作情報を表出する擬人化エージェントを用いた人狼知能対戦Viewerの開発2018

    • 著者名/発表者名
      曽根寛人,山本隆太郎,片上大輔,大澤博隆,鳥海不二夫,稲葉通将,狩野芳伸,大槻恭士
    • 学会等名
      HCGシンポジウム2018
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 偶然の遊びにおける主観的確率とエンタテインメント性との関係の調査2018

    • 著者名/発表者名
      水口 充,佐々木 菜摘,寺井 あかり,棟方渚
    • 学会等名
      エンタテインメントコンピューティング2018
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 転倒するロボットに対する人間の行動・情動特性の評価2018

    • 著者名/発表者名
      樋口 由樹,棟方 渚
    • 学会等名
      HAIシンポジウム2018
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] Development of Real-World Agent System for Werewolf Game2018

    • 著者名/発表者名
      Wang, B., Osawa, H., Toyono, T., Toriumi, F., & Katagami, D.
    • 学会等名
      17th International Conference on Autonomous Agents and
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 実世界人狼ゲームのジェスチャーの分析2018

    • 著者名/発表者名
      高山 周太郎、大澤 博隆
    • 学会等名
      2018年度人工知能学会全国大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 人狼AIにおける機械学習を用いた役職推定の改良2018

    • 著者名/発表者名
      木村勇太、伊藤毅志
    • 学会等名
      2018年度人工知能学会全国大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 人狼プレイヤの皮膚電気活動の解析:情動変化を利用したソシオメータの実現へ向けて2018

    • 著者名/発表者名
      御手洗彰,水丸和樹,本田健悟,棟方渚,坂本大介,小野哲雄
    • 学会等名
      情報処理学会インタラクション2018
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] 人狼AIにおける機械学習を用いた役職推定の改良2018

    • 著者名/発表者名
      木村勇太、伊藤毅志
    • 学会等名
      GAT2018論文集
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] 人狼ゲーム内の議論での行動がプレイヤに与える影響2018

    • 著者名/発表者名
      風間 祥光, 畑 雅之, 松原 仁
    • 学会等名
      情報処理学会 第39回ゲーム情報学研究会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] 進化シミュレーションを用いた 3 人人狼の戦略分析2017

    • 著者名/発表者名
      汪博豪, 大澤博隆, 佐藤健
    • 学会等名
      HAIシンポジウム2017
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] Development of Werewolf Match System with Analysis of Human Gaze Motion2017

    • 著者名/発表者名
      S. Nira and D. Katagami
    • 学会等名
      IEEE Symposium Series on Computational Intelligence 2017
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] FaceRig 人狼における無意識動作の影響2016

    • 著者名/発表者名
      酒井、片上他
    • 学会等名
      HAIシンポジウム
    • 発表場所
      東京大学駒場キャンパス(東京都目黒区)
    • 年月日
      2016-12-03
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [学会発表] 人狼ゲームにおけるプレイヤーの思考過程の分析2016

    • 著者名/発表者名
      風間、松原他
    • 学会等名
      情報処理学会ゲーム情報学研究会
    • 発表場所
      サン・リフレ函館(北海道函館市)
    • 年月日
      2016-08-04
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [学会発表] 3者間人狼における戦略の検討2016

    • 著者名/発表者名
      大澤他
    • 学会等名
      人工知能学会全国大会
    • 発表場所
      北九州国際会議場(福岡県北九州市)
    • 年月日
      2016-05-23
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [図書] 人狼知能だます・見破る・説得する人工知能2016

    • 著者名/発表者名
      鳥海、片上、大澤他
    • 総ページ数
      168
    • 出版者
      森北出版
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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