研究課題/領域番号 |
16H02945
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
斉藤 拓也 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境計測研究センター, 主任研究員 (40414370)
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研究分担者 |
小杉 緑子 京都大学, 農学研究科, 教授 (90293919)
高梨 聡 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 (90423011)
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研究協力者 |
坂部 綾香
Musa Samsudin B.
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2018年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2016年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 硫化カルボニル / 総光合成量 / 熱帯雨林 / COS / マレーシア / 簡易渦集積法 / BVOC / GPP |
研究成果の概要 |
本研究では、東南アジア熱帯林生態系における総光合成量プロキシとしての硫化カルボニル(COS)の有用性を評価することを目的とした。COSの大気観測を半島マレーシアのパソ森林保護区において実施したところ、夜間に低く日中に高くなる日内変動が観測された。土壌を放出源や吸収源とする他のVOCとの比較から、大気中のCOSが夜間に土壌などによって取り込まれていることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
森林は二酸化炭素の吸収源として重要な役割を果たしている。しかしながら、どれだけ炭素を取り込んでいるかについてはよく分かっていない。本研究では、炭素吸収量の新しい推定法として近年注目されている硫化カルボニルに着目し、熱帯林における硫化カルボニルの動態を明らかにした。
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