研究課題/領域番号 |
16H02997
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
持続可能システム
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
由里本 博也 京都大学, 農学研究科, 准教授 (00283648)
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研究協力者 |
阪井 康能
奥 公秀
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | 遺伝子発現制御 / 転写因子 / シグナル伝達 / 異種タンパク質生産 / メタノール / メタノール資化性酵母 / Methylobacterium / メタノール酵母 / 遺伝子発現 / 環境技術 / 応用微生物 / バイオテクノロジー / 発現制御 / 生体機能利用 / メタノール資化性細菌 |
研究成果の概要 |
メタノールを低環境負荷型・循環型物質生産体系の基幹物質として利用する工業体系「メタノールエコノミー」におけるバイオプロセスに活用できるC1微生物について、その代謝生理機能の分子基盤解明と活用技術の開発を行った。異種タンパク質生産宿主として有用なメタノール酵母におけるメタノール誘導性遺伝子発現制御に関わる転写活性化因子やシグナル伝達関連タンパク質の分子機能を解明した。また、バイオマス由来の糖類からのメタノール変換技術の開発を行うとともに、植物共生C1微生物の細胞機能を解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
詳細な分子機構が不明であった強力なメタノール誘導性遺伝子発現の分子基盤およびメタノール応答性転写活性化機構に関して、メタノール感知に関わるセンサータンパク質を初めて同定するとともに、発現制御の新規な機構を明らかにすることができた。本研究で解明したC1微生物代謝生理機能の分子基盤や有用物質生産のための基盤技術は、持続可能システムとしての低炭素・循環型物質生産プロセスに活用することができる。
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