研究課題/領域番号 |
16H03006
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境政策・環境社会システム
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
竹内 憲司 神戸大学, 経済学研究科, 教授 (40299962)
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研究分担者 |
佐藤 真行 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (10437254)
西谷 公孝 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (30549746)
新熊 隆嘉 関西大学, 経済学部, 教授 (80312099)
溝渕 健一 松山大学, 経済学部, 教授 (90510066)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 再生可能エネルギー / 技術進歩 / 環境経済学 / 環境イノベーション / 重力モデル / イノベーション / 国際貿易 |
研究成果の概要 |
環境技術に関するイノベーションがもたらす経済的インパクトについて、計量経済学的方法を用いた実証的な研究をおこなった。風力発電と太陽光発電に関する技術について、特許取得数のデータと、輸出額との相関を検討した。重力モデルを用いてOECD27カ国間の貿易フローを分析した結果として、再生可能エネルギー技術の発展が同技術に関する製品輸出の拡大と関連していること、ただしこれら2つの間の関連性は太陽光発電分野に関しては風力発電分野よりも弱いことが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果は環境技術の発展が経済的な成果に結びついてることを示しており、環境保全と経済発展の両立可能性を考える上で非常に意義のある結果であると言える。一方で本研究の結果は再生可能エネルギーの種類によってそのような結びつきが弱い場合があることも示している。したがって、技術発展のための政策的な支援を行う上で、こうした視点を考慮に入れることが重要である。
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