研究課題/領域番号 |
16H03015
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
|
研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
永井 由佳里 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (80320646)
|
研究分担者 |
松前 あかね 九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (50707859)
吉高 淳夫 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (60263729)
前川 正実 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 特任准教授 (80753920)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2018年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2016年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
|
キーワード | 創造性 / デザイン / グループワーク / 教育評価 / デザイン思考 / イノベーション / 創造性評価 / 学習評価 / STEAM / デザイン教育 / アクティブラーニング / 教育工学 / 評価 / 集合知 / ファシリテーション / デザイン能力 / デザイン学 / デザイン力 |
研究成果の概要 |
デザイン思考を導入したグループワークによる教育方法が大学等で普及するなか、グループワークの評価をどのように行うべきかが課題となっている。本研究はグループワークが成果物や参加者によるアンケートでの評価される例が多いことに対し、プロセスを評価することの重要性を提起した。グループワークの前提となる、個人の創造的活動に対する評価方法においても成果物評価かプロセス評価かの議論が分かれているが、本研究は創造性をmini-c段階も含む個人の行動変容としてとらえ、分析の結果プロセス評価を重視すべきという根拠を示した。それに基づきデザイン力を鍛える創造的グループワークにおけるプロセス評価の手法を構築し試行した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グループワークは教育や仕事の様々な場面で行われる、人間の創造性を発揮させる重要な活動である。特にデザイン思考による創造的な問題解決能力は、高度人材育成に求められている。しかし、グループワークをどう評価すべきかという問題について意見が分かれている。一般的に、グループワークは成果物に対する他者評価が導入されるケースが多いが、創造性研究においては成果物評価の限界や悪影響が指摘されている。本研究は、まず、個人の創造性について、プロセスを重視し評価する方法を策定した。それに基づき、やる気の芽生え段階も含む個人の行動変容を引き起こすグループワークを、より創造的な活動と位置づけ、プロセス評価を用い試行した。
|