研究課題/領域番号 |
16H03057
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
|
研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
宮崎 樹夫 信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (10261760)
|
研究分担者 |
佐々 祐之 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30315387)
茅野 公穗 信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (20400658)
岩田 耕司 福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (90437541)
永田 潤一郎 文教大学, 教育学部, 教授 (30413909)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2019年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2018年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
|
キーワード | 評価 / 中学校 / 数学 / 課題解決 / 説明 / 認知的な資質・能力 / 非認知的な資質・能力 / カリキュラム / 評価法 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,中学校数学科の課題解決型説明カリキュラムで育成される資質・能力の評価法を作成することである。この目的を達成するために,課題解決型説明カリキュラムで育成される資質・能力及び非認知的な資質・能力の概念を規定し,この資質・能力を捉える側面を理論枠組みとして設定し,この枠組みに基づいて質問項目を尺度開発法に則して作成し中学校数学科の教員に対して社会調査を実施した。調査結果の探索的因子分析で特定された4因子を非認知的な資質・能力に対する教師による評価の視点とみなし,それぞれの視点に属する質問項目を束ねて,課題解決型説明カリキュラムで育成される非認知的な資質・能力の評価法を作成した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
"本研究の成果により,教科の領域・内容の特質に即して,当該のカリキュラムで育成される資質・能力の評価法の作成が可能であることが示された。特に,非認知的な資質・能力に対する従来の評価法が脱場面・文脈的であったのに対し,本研究の成果は領域・内容の固有性に着目した点で新規性を有する。 さらに,評価法の作成の仕方として,非認知的な資質・能力を捉える枠組みを設定し,それに基づいて質問項目を作成し,社会調査を実施し,その結果を統計的に分析するという方法は,他教科の領域・内容にも転用可能であり汎用性を有する。"
|