研究課題/領域番号 |
16H03066
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 熊本県立大学 |
研究代表者 |
飯村 伊智郎 熊本県立大学, 総合管理学部, 教授 (50347697)
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研究分担者 |
小薗 和剛 熊本県立大学, 総合管理学部, 准教授 (30381015)
石橋 賢 熊本県立大学, 総合管理学部, 准教授 (70749118)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 科学教育 / 科学コミュニケーション / 科学コミュニティ / プログラミング教育 / ワークショップ / 科学技術 / 市民生活空間 / 地域間教育環境格差 / 地域 |
研究成果の概要 |
科学コニュニケーションの二次的、三次的な派生、そして更なる学習意欲の促進を目指して、地域(熊本県内の7地域)において情報技術に関するワークショップ・スイタイルの科学コミュニケーション(以降は単にワークショップと記す)を実施した。これまでワークショップ開催時のみで閉じられていた参加者間のつながりを、各ワークショップの枠を超えてつなぎ合わせる科学コミュニティをクラウド上に形成することで、ワークショップ参加者間での科学コミュニケーションの派生や共助を伴う継続的な学びを支援するフレームワークについて検討した。その結果、フレームワークとしての適用指針や限界等について一定の示唆を与えることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
科学コミュニケーションの領域で展開されてきたこれまでの研究は、その実践そのものや研究者間ネットワークの構築、科学コミュニケーション能力の育成、実践の評価手法などに焦点を当ててきた。本研究では、科学コミュニケーションが派生していく仕掛けや学習意欲を促進させる仕組みに焦点を当てた。また、距離的に離れた異なる地域で個別に開催するワークショップ参加経験者の距離的な制約を超え、参加経験者間での科学コミュニケーションの派生や共助を伴う継続的な学びを支援する科学コミュニティの形成を試みた。その結果、科学技術の市民生活空間への浸透、および地域間教育環境格差の是正に貢献できた。
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