研究課題/領域番号 |
16H03070
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
杉本 雅則 北海道大学, 情報科学研究科, 教授 (90280560)
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研究分担者 |
稲垣 成哲 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (70176387)
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研究協力者 |
橋爪 宏達
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2018年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2017年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2016年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | モバイル協調学習支援 / 携帯端末 / 実世界センシング / 教育工学 |
研究成果の概要 |
携帯端末を入力デバイスとし、各学習者の協調的な実世界センシングにより学習素材を収集、統合できるシステムを構築した。本研究の成果は以下の通りである。(1)提案システムの開発:照明を用いたスマートフォンの高精度時刻同期、および音響信号を用いたスマートフォンの3次元高精度位置認識、各スマートフォンから得られる映像情報を用いた3次元再構築とモーションキャプチャシステムを実装した。(2)評価および成果発表:提案システムの性能比較実験およびユーザスタディを実施した。各要素技術、その統合システムを用いた応用、評価等、各トピックに関する研究成果についての報告を、学会発表や雑誌論文等で実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
積極的な学習者(active learner)としての活動を強化するため、自身が学習素材を取得し、互いに協調しつつそれを編集することで、学習コンテンツを作成できる創造的学習支援環境の構築である。スマートフォン等の個人向け携帯端末で実現できる点で有用性は高いと言える。さらに、携帯端末間の高精度時刻同期技術、屋内での3次元位置認識技術、それらの技術に統合することによる3次元形状復元およびモーションキャプチャシステムは、技術的難易度が高く挑戦的な研究である。他分野への応用も考えられ学術的な意義も大きい。
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