研究課題/領域番号 |
16H03072
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
|
研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
小林 巌 東京学芸大学, 教育実践研究支援センター, 教授 (90305300)
|
研究協力者 |
佐藤 究
布川 博士
内田 考洋
稲田 健実
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
|
キーワード | 教育工学 / ユーザインタフェース / 重度重複障害 / 認知発達 / 視線計測 / アイトラッカー |
研究成果の概要 |
アイトラッカーをベースとした NUI(Natural User Interface)を重度重複障害児(者)に適用し、視覚認知や視覚の活用に関する発達支援を目的とした情報システムについて検討した。ユーザの評価に関する教育心理学的検討では3つの観点による多角的な評価手法が検討され、実際に10名のユーザを対象にNUI活用の事前事後において評価が行われた。システムの構成とプログラムに関する教育工学的検討では、ローコストのシステムおよび先導的なシステムの2つの観点から開発・活用がなされ、教育的効果や可能性が確認された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
重度重複障害児(者)を対象としたアイトラッカーの教育的活用は国内でも注目を集めてきているが、活用前後の視覚認知や視覚の活用に関する評価は必ずしも十分ではない。本研究により3つの観点による多角的な評価手法が検討され、今後の教育現場での活用が期待される。ローコストのシステムの検討では、教育関係者による導入の負担軽減に配慮したパッケージ教材が作成され、教育現場での実用的な活用の一助となると考えられる。また、先導的なシステムの検討は、より未来的・発展的な技術開発の可能性を示すことができたといえる。
|