研究課題/領域番号 |
16H03076
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 千葉大学 (2017-2020) 大阪大学 (2016) |
研究代表者 |
竹蓋 順子 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 教授 (00352740)
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研究分担者 |
土肥 充 國學院大學, 教育開発推進機構, 教授 (00323428)
高橋 秀夫 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 教授 (30226873)
与那覇 信恵 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 准教授 (30522198)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2017年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 語彙力診断テスト / 発信力の強化 / 発表語彙 / eラーニング / 発表語彙学習システム / 語彙力診断テスト開発のための基礎研究 / 発表語彙学習システムの開発 / 英語語彙力診断システムの開発 / 新JACET8000の頻度情報を使用 / 3種の英単語テストの比較実験 / 発信力強化 |
研究成果の概要 |
本研究では、語彙サイズ、心内辞書の構造を反映しているとされる語彙知識の深さ、そして語彙知識の流暢さ、という総合的な語彙力について多面的に診断できる日本人英語学習者のための三次元語彙力診断テストシステムを開発した。また、高い学習効果が繰り返し検証されている語彙学習メソッドを基盤とし、日本人学習者が特に弱いとされるスピーキングやライティングの際に使用できる発表語彙力を効果的に養成できる学習システムを開発した。いずれも、スマートフォンやタブレット端末で使用できるシステムとなっており、妥当性、信頼性だけでなく、利便性に対する学習者の評価も高いことが判明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
第二言語の習得にあたって、語彙を習得することは不可欠であり、高い目標に到達するためには長期間にわたって短時間でも毎日継続して学習することが求められる。その過程では学習者個人による高頻度の自習が大きな役割を果たすという考えのもと、2種のシステムを開発した。本研究で開発した日本人英語学習者のための語彙力診断テストは、学習者が定期利用することで自らの語彙力の現状を把握し、各側面をバランスよく伸ばすことを意識しながら語彙力を鍛えていくことが期待でき、また、開発した発表語彙教材を使用することで日本人の多くが苦手とするリスニングやスピーキングに使える形で語彙が習得されうるため、その意義は大きいと考える。
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