研究課題/領域番号 |
16H03080
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
山田 政寛 九州大学, 基幹教育院, 准教授 (10466831)
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研究分担者 |
合田 美子 熊本大学, 教授システム学研究センター, 准教授 (00433706)
谷口 雄太 九州大学, システム情報科学研究院, 助教 (20747125)
廣川 佐千男 九州大学, 情報基盤研究開発センター, 教授 (40126785)
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研究協力者 |
陳 莉
カク コウ
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2018年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | プロジェクト型学習 / CSCL / 社会的存在感 / 認知的存在感 / 社会共有調整学習 / 自己調整学習 / 協調学習 / 可視化 / 社会的共有調整学習理論 / アクティブラーニング / 社会共有調整学習理論 / ラーニングアナリティックス / 分散協調教育システム / 探究の共同体 |
研究成果の概要 |
本研究はグループメンバー間のインタラクションを活発化するため、コミュニケーションに関する理論、学習管理に関する理論を踏まえたプロジェクト型学習支援システムの開発と評価を行った.具体的にはガントチャート機能、発言内容自動分類機能の開発を行い、形成的評価・実践的評価を行った。発言内容自動分類機能の性能評価については専門家との評価との一致度を分析した結果、質問、賛成、価値観に関する発言など一致度が高い項目、中程度の項目が確認されたが、自己開示といった低い項目も見られた。ガントチャート機能については自分で決めた期限よりも早く作業を終わらせる、進捗のプレッシャーを感じるなどの効果があることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、自己調整学習といった教育心理学の研究知見、「探求の共同体」フレームワークという社会心理学に端を発する学習フレームワークと情報工学研究領域における横断的研究であったことである。これらの研究領域を横断的に行うことによって、学習の情意面と学習行動面との関係性、その結果を踏まえた学習支援、特にグループワークの支援が具体的なシステムとして実現可能であることを示した。また本研究によって開発されたシステムはオープンソースの学習管理システム上で動くシステムであり、教育機関に広く公開されるため、本システムを活用した人材育成を社会展開することが可能である。
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