研究課題/領域番号 |
16H03118
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
繁野 麻衣子 筑波大学, システム情報系, 教授 (40272687)
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研究分担者 |
八森 正泰 筑波大学, システム情報系, 准教授 (00344862)
安東 弘泰 筑波大学, システム情報系, 准教授 (20553770)
佐野 良夫 筑波大学, システム情報系, 准教授 (20650261)
小林 佑輔 京都大学, 数理解析研究所, 准教授 (40581591)
吉瀬 章子 筑波大学, システム情報系, 教授 (50234472)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ネットワーク / アルゴリズム / 最適化理論 / 数理工学 / 応用数学 / データ分析 / ネットワーク理論 |
研究成果の概要 |
ネットワーク構造と時間軸という2つの視点から包括的にアルゴリズム構築を行った.ネットワークフロー問題に対する理論研究や,実社会でのネットワーク構造のある問題でのアルゴリズム構築をおこない,一方で,時間軸からのアプローチとしてオンラインスケジューリングのモデリングとアルゴリズム開発もおこなった.時間と共に刻々と変化するようなデータに対しては,ビックデータ解析との融合として,解析後不足部分をネットワーク構造で補ったり,機械学習を繰り返す,あるいは最適化を繰り返すといった手法が柔軟性のある解を得る一つの方法として有効であることを示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
通信ネットワークや交通ネットワークに見られるネットワーク構造をモデル化しその上でアルゴリズムを構築したり,抽象化した問題で理論構築をすることで,今後の社会システムでの問題解決やシステム設計に役立つと期待される.これらの結果は学術的にも計算量の面でこれまでに未解決とされていたアルゴリズムを構築するなどネットワーク最適化分野にも貢献している.変化の目覚ましい近年の社会においては,時間とともに変化する要素を取り込むことが大切であり,この時間軸の扱いについて広い視野からの成果を導いたことは,社会システムの分析などで活用されると期待される.
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