研究課題/領域番号 |
16H03129
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
椎名 達雄 千葉大学, 大学院工学研究院, 准教授 (80304187)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | ライダー / LED / 局所 / 大気 / ガス / ラマン / LEDライダー / ミニライダー / 局所大気 / 擬似ランダム変調 / ダスト / ラマンライダー / ランダム変調 / ホトンカウンタ / FPGA / 可視化 / 危機管理 / 環境分析 |
研究成果の概要 |
本研究では実環境を対象とした局所大気の可視化を目的としている。ビル風や工事現場でのガス流出、工場から巻き上がるダスト監視等、現技術では可視化を為し得ていない局所大気の可視化を行う。本研究ではこれまで開発してきたパルス化したLED光を光源としたミニライダーを擬似ランダム変調によって昼間計測へ対応させ、リアルタイムでの画像化によってこの課題に挑んだ。局所で使うために瞳への安全性と低消費電力、ならびにバッテリー駆動を可能とする携帯性を合わせることで、実環境(現場使用)を前提とした遠隔計測での局所大気の可視化を実現した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
局所大気は住環境において直接生活に影響する関心の高いものである。特に都市部においてダストや危険ガスの影響は無視できない。本研究の成果は大気をめぐる生活環境の客観的評価を与え、安全安心を供するものである。一方の工場や道路環境を管理する側への安全基準の指針として計測・評価結果を利用することが可能である。これまでは時間平均をとった代表値であった指標が、時間変化を伴うものとして、また具体的な影響のエリア分布を把握して可視化することで、現実に即した評価が可能である。
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