研究課題/領域番号 |
16H03132
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
笠井 尚哉 横浜国立大学, 大学院環境情報研究院, 准教授 (20361868)
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研究分担者 |
岡崎 慎司 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (50293171)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | 非破壊評価 / 大気腐食 / 腐食モニタリング / 社会インフラ / モニタリング技術 / 大気腐食評価 / 塩化物イオン / モニタリング / 鉄鋼構造物 |
研究成果の概要 |
リアルタイム大気腐食評価システムの開発では、まず、大気腐食モニタリングセンサの状態を材料力学的にモデリングし、解析的表現式を導出し、測定理論を検証した。さらに、大気腐食モニタリングセンサの状態をモデリングし、有限要素解析で得られた結果を用いて理論的な考察を補強した。次に、FBG素子とひずみゲージを用いた大気腐食モニタリングセンサの構造の最適化を図り、長期に暴露が可能な大気腐食モニタリングセンサを設計・試作するとともに、測定システムを構築した。これらを用いて、測定性能を確認したところ、ラボ実験では精度良く測定できたが、実環境を模擬した実験では腐食生成物が生じ、これらが誤差要因となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国及び先進諸国において社会インフラが老朽化しており、これらの安全対策が世界的な喫緊の課題になっている。特に、腐食は社会インフラの主要な損傷モードであるが、腐食環境をリアルタイムに評価するための確立されている技術は存在しない。そのため、本研究課題の研究が必要となる。本研究成果が実用化されるとリアルタイムに腐食環境評価が可能となり、より詳細な腐食メカニズムの解明が可能になることに加え、社会インフラの維持管理の高度化に資することができる。
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