研究課題/領域番号 |
16H03159
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
鎌倉 慎治 東北大学, 医工学研究科, 教授 (80224640)
|
研究分担者 |
松井 桂子 東北大学, 歯学研究科, 助教 (00302159)
川井 忠 東北大学, 大学病院, 助教 (50547263)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2018年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
|
キーワード | トランスレーショナルリサーチ / 移植・再生医療 / 生体材料 / 複合材料・物性 / 骨再生 / 歯学 / リン酸カルシウム / コラーゲン |
研究成果の概要 |
骨再生の三要素の一つである足場材料としてのオクタカルシウムフォスフェート・コラーゲン複合体(OCP/Col)と、同じくシグナル分子としてのテリパラチド(TPTD)を併用し、大型動物の下顎骨を離断した難治性骨欠損モデルに適用すると、術後6か月後には全例において十分な骨形成を認め、離断部位が新生骨によって繋がった(骨架橋)。一方、3つの対照群では骨架橋を認めたものは0~50%であった。 従って、OCP/ColにTPTDを併用することで、難治性骨欠損モデルにおける再現性のある骨再生が実現できた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はOCP/ColとりわけOCP/Col/TPTDが骨欠損における現在の標準治療である自家骨移植の代替手法となりうる可能性を示唆している。 OCP/Colは本邦発の骨再生材料であり、今後、整形外科、脳神経外科等を含めた他領域への展開による波及効果やJapanブランドの骨再生材料としての海外展開が期待される。
|