研究課題/領域番号 |
16H03176
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
須藤 英毅 北海道大学, 医学研究院, 特任准教授 (30374367)
|
研究分担者 |
東 秀明 北海道大学, 人獣共通感染症リサーチセンター, 教授 (20311227)
岩崎 倫政 北海道大学, 医学研究院, 教授 (30322803)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2016年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
|
キーワード | 生体機能材料 / 再生医学 / 椎間板再生 / 生体力学 / 医工連携 / 脊椎脊髄病 / 整形外科 |
研究成果の概要 |
椎間板は生体内における自然再生能力が著しく低く、例えば椎間板ヘルニアに対する手術治療では、摘出部に生じた空隙は術後容易に変性を来す要因となる。そこで、アルギン酸ナトリウムを基盤とした高純度硬化性ゲルを椎間板ヘルニア術後の椎間板修復を促す組織修復材として開発した。ウサギ及びヒツジ椎間板部分欠損モデルにゲルを埋植すると、欠損のみの場合に比べて椎間板の組織修復効果が確認された。その他、生体力学試験においてもゲルの安定性が証明された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
椎間板は自然再生能力が低く、例えば椎間板ヘルニアに対する手術治療では摘出部の空隙は変性を来す要因となる。そこで、生体内における組織修復環境を最適化することで組織再生が促進されるという仮説のもと、エンドトキシン含有量を極限まで排除した高純度硬化性ゲルを用いた無細胞移植椎間板組織自然再生誘導法を検討した。本治療戦略に対する組織修復メカニズムや橋渡し研究の成果が証明されたことで、探索的医師主導治験へと進むことができた。
|