研究課題/領域番号 |
16H03181
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
木村 剛 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 准教授 (10393216)
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研究分担者 |
中村 奈緒子 芝浦工業大学, システム理工学部, 助教 (70754878)
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研究協力者 |
橋本 良秀
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2018年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2017年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2016年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 生体材料 / バイオ界面 / 免疫学 |
研究成果の概要 |
がんや免疫関連疾患への応用をめざして、免疫細胞を選択的に捕獲し、回収する免疫細胞捕集デバイスの開発を実施した。捕集デバイスに搭載する捕集フィルターの表面改質ならびに標的細胞特異的抗体を修飾することで、標的細胞を選択的かつ効率的に捕獲することが可能であった。また、捕獲した細胞は細胞機能を保持し、フィルターからの捕獲細胞の回収も可能であり、免疫細胞を選択的に捕集するデバイスの開発に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した免疫細胞捕集デバイスは、循環中の標的とする免疫細胞を選択的に捕獲することができ、捕獲した細胞の機能を維持させつつ回収することが可能であり、免疫調節における材料学的な点から新しい方法論と考えられる。また、本研究は免疫細胞のみならず多くの細胞種に対しても応用可能であり発展性のある研究と位置づけられる。さらに、体内での免疫調節法としての新たな知見も見出され、材料学の発展に寄与すると考えられる。
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