研究課題/領域番号 |
16H03209
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
小山 哲男 兵庫医科大学, 医学部, 特別招聘教授 (40538237)
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研究分担者 |
道免 和久 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (50207685)
内山 侑紀 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (50725992)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | 脳卒中 / 脳画像 / 機能 / 予測 / 帰結 / 核磁気共鳴 / 上肢 / 下肢 / 認知 / 栄養 / 画像診断 / 予後 / MRI / 補正 / アーチファクト / 画像 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
脳卒中は患者数が多く、様々な後遺症とすることが少なくない。これらに効率的なリハビリテーションを実施するために、どの程度の回復が見込めるのか見当をつけること、すなわち予後予測が不可欠である。我々は脳内神経線維損傷の定量評価を可能とする脳MRI拡散テンソル法(DTI)を脳卒中患者の予後予測に応用することを検討した。発症後2-3週のDTIによる線維損傷の定量値と、発症約3-6月後の患者の症状の関連を調べたところ、錐体路の損傷と片麻痺および日常生活動作の低下が、上縦束の損傷と認知機能の低下が、統計的有意な相関を示した。DTIは脳卒中予後予測に有用であることを示唆する所見である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳卒中は患者数が多く、本邦で要介護状態となる主要な疾患である。これらの患者に、公的医療保険・介護保険を用いたリハビリテーションが行われている。効率のよいリハビリテーションを提供するために、どの程度の回復がみこまれるのか、すなわち予後予測を立てることが重要である。しなしながら、医療や介護の現場でこれまで、科学的根拠に裏付けられた予後予測の手法は多くなかった。MRIは本邦の脳卒中医療で日常的に用いられている。本研究は、拡散テンソル法MRIを用いて、科学的裏付けのある脳卒中の予後予測法を確立した。本研究の知見により、日常診療レベルで、定量的手法の予後予測法が普及することが期待される。
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