研究課題/領域番号 |
16H03214
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
大日方 五郎 中部大学, 工学部, 教授 (50111315)
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研究分担者 |
宮脇 和人 秋田工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (00390906)
LEE Jaeryoung 中部大学, 工学部, 助教 (70736363)
島田 洋一 秋田大学, 医学系研究科, 教授 (90162685)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2016年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | リハビリテーション支援ロボット / リハビリテーション / 回復過程 / 機能的電気刺激 / 神経リハビリテーション / アシストロボット / 支援ロボティクス / リハビリテーションプロトコル / 回復状態推定 / 運動アシスト / 歩行支援ロボット / リハビリテーション医学 / 福祉・介護用ロボット / 適応制御 |
研究成果の概要 |
ロボットによるアシストを伴うリハビリテーションは、さまざまなメリットがあるが、ロボットアシストへ依存して回復が止まってしまうことが問題とされてきた。この問題を解決するために、①アシストを伴う運動中の発生筋力を評価すること、②回復過程に応じてロボットアシストの量を調整すること、③神経に問題がある筋を電気刺激で運動させること、を実施してロボットアシストへ過度に依存することなくリハビリテーションを進める方法を提案し、それが実行可能であることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ロボットアシストによる運動器リハビリテーションは、理学療法士の負担を軽減し、記録と繰り返し運動などでリハビリの過程を管理することができるなどのメリットがあるが、患者がロボットアシストに頼り、回復が途中で止まってしまうことが問題にされることがある。本研究では患者の筋力や神経による運動制御機能の回復を追跡できるシステムと患者の筋力を電気刺激により発生させる方法の併用によって、ロボットアシストの良さを確保しつつ、確実に回復をはかるリハビリテーションの方法を提案した。今後のロボットアシストによるリハビリテーションの普及に際し、有効な方法として期待される。
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