研究課題/領域番号 |
16H03230
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
安藤 創一 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (50535630)
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研究分担者 |
田代 学 東北大学, サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター, 教授 (00333477)
藤本 敏彦 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 准教授 (00229048)
檜垣 靖樹 福岡大学, スポーツ科学部, 教授 (10228702)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2018年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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キーワード | 運動 / 認知 / PET / 脳 / 神経伝達物質 / 運動生理学 / 脳・神経 / 認知機能 |
研究成果の概要 |
本研究では,一過性の運動による認知パフォーマンスの向上に脳内でのドーパミンを介した神経伝達が関与するという仮説を検証することを目的とした.被験者は,仰臥位での自転車エルゴメーターによる運動時に認知課題を行い,内因性ドーパミンの遊離を評価した.その結果,運動により認知パフォーマンスの向上と内因性ドーパミンの遊離がみられた.これらの結果は,一過性の運動による認知パフォーマンスの向上に内因性ドーパミンの遊離が関与することを示唆するものである.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,なぜ一回の運動であっても認知パフォーマンスが向上するのかを明らかにする研究である.今回の研究成果は,これまで明らかにされていなかった,運動が認知パフォーマンスを向上させるメカニズムの解明につながる貴重な知見であると言える.本研究の成果は,運動が脳にもたらす有益な効果を広く示すとともに,習慣的な運動による認知機能の維持・改善に対しても重要な示唆をもたらすものであると考えられる.
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