研究課題/領域番号 |
16H03233
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 順天堂大学 (2018-2019) 鹿屋体育大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
宮本 直和 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (20420408)
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研究分担者 |
福 典之 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 先任准教授 (40392526)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2018年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2016年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 柔軟性 / 関節可動域 / 筋スティフネス / 遺伝子多型 / 骨格筋 / 傷害予防 / 肉離れ / 遺伝子 / 障害予防 |
研究成果の概要 |
本研究では、人間生体組織の硬さを直接的かつ非侵襲的に測定できる超音波剪断波エラストグラフィを用いることによって、以下のことを明らかにした。1) 関節可動域と筋肉の硬さ(伸びにくさ)には関連があるが、その関係は決して強くなく、関節可動域による評価では筋肉の硬さ(伸びにくさ)を適切に評価できない。2) 男性の筋肉は女性の筋肉よりも硬い。3) ストレッチによって対象とする全ての筋肉が軟らかくなるわけではない。4) 筋肉の硬さは遺伝要因の影響を受ける。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スポーツの現場においては、肉離れ予防効果を期待してストレッチ運動が頻繁におこなわれているが、実際にはその効果は乏しい。肉離れ受傷に直接関連しうる一つ一つの筋肉の硬さ(伸びにくさ)を定量した上で、それに対するストレッチの効果や遺伝要因の影響を明らかしている本研究の成果は、個人個人の特徴に合わせた肉離れ予防プログラムの開発に繋がる知見である。
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