研究課題/領域番号 |
16H03267
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) |
研究代表者 |
大澤 郁朗 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究副部長 (30343586)
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研究分担者 |
伊藤 雅史 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究部長 (80393114)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 水素分子 / ミトホルミシス / 酸化ストレス / 炎症 / 動物モデル / 老化 / 加齢・老化 / 動脈硬化 / 抗がん剤副作用 / 抗炎症作用 / ミトコンドリア / 標的分子 / 敗血症 / 白内障 / 認知機能 / 臨床 / 糖尿病 |
研究成果の概要 |
多様な疾患防御機能を示す水素分子の作用機序にはミトホルミシス効果による酸化ストレス障害防御システムの誘導があることを細胞実験で突き止めた。これは従来の水素分子による活性酸素種還元とは異なる。敗血症モデル動物においても水素水の飲用は予防的に働いた。さらに水素水による抗酸化、抗炎症効果により抗がん剤副作用で増悪された急性肺障害が抑制されること、高脂肪による血管老化が抑制されることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
水素分子の効果的な摂取は老化と疾患の要因となる酸化ストレスと炎症を効果的に軽減することを動物モデルで示すことで、健康増進に向けた適用可能領域を広げた。すでに市場に出回っている水素水などの関連製品を効果的に用いるには、水素分子の作用機序解明が必要である。今回、水素分子の摂取で酸化ストレスと炎症に対する生体防御機構が活性化されることを突き止めた。この知見は、疾患予防への応用といった水素分子医学の新たな展開を可能にした。
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