研究課題/領域番号 |
16H03334
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
橋本 俊哉 立教大学, 観光学部, 教授 (50277737)
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研究分担者 |
海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
真板 昭夫 嵯峨美術大学, 芸術学部, 名誉教授 (80340537)
室崎 益輝 兵庫県立大学, 減災復興政策研究科, 教授 (90026261)
江面 嗣人 岡山理科大学, 工学部, 教授 (00461210)
橋本 裕之 大阪市立大学, 都市研究プラザ, 都市研究プラザ特別研究員 (70208461)
黒沢 高秀 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (80292449)
丹治 朋子 川村学園女子大学, 生活創造学部, 教授 (80340876)
清野 隆 江戸川大学, 社会学部, 准教授 (70598200)
丸谷 耕太 金沢大学, 人間科学系, 助教 (50749356)
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研究協力者 |
松井 敬代
佐藤 公
樋口 葵
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2016年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | 観光地 / 自然災害 / 災害弾力性 / 災害抵抗力 / 災害回復力 / 評価指標 / 減災 |
研究成果の概要 |
本研究は、調査1:復興を遂げた国内外の観光地の事例分析、調査2:被災地・風評被災地の復興観光研究、調査3:被災観光地における復興への対応プロセスの分析を通して、観光地の「災害弾力性」(災害に対する抵抗力と回復力)を測定する指標を明らかにすることを目的としている。 調査1の事例調査の分析ならびに東日本大震災の被災地域における調査2の継続的な実践の成果が研究領域の異なるメンバー間で共有され、調査3においては、文化財、伝統芸能、自然科学的知識、食と流通、文化的景観、風評等にかかわる具体的な指標が抽出された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、これまでの観光研究にはみられなかった「災害弾力性」(災害に対する抵抗力と回復力)の概念を導入し、研究分野の異なる研究者がその妥当性の検証を試みた。これまでにない視点からの総合的な研究成果として、国内・海外の観光地にも援用可能な、観光地の自然災害からの復興と持続的な発展モデルを提示した点に学術的意義を有している。 本研究の社会的意義は、自然災害大国である日本において、観光地の自然災害への備えや被災後の回復、さらには観光地が質的に変容するための指針として、地域が参考にしうる成果を提示している点にある。
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