研究課題/領域番号 |
16H03384
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 京都市立芸術大学 |
研究代表者 |
中橋 克成 京都市立芸術大学, 芸術資源研究センター, 客員研究員 (60309044)
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研究分担者 |
富田 直秀 京都大学, 工学研究科, 教授 (50263140)
藤田 一郎 大阪大学, 生命機能研究科, 教授 (60181351)
小島 徳朗 京都市立芸術大学, 美術学部/美術研究科, 准教授 (70548263)
礪波 恵昭 京都市立芸術大学, 美術学部/美術研究科, 准教授 (70260057)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | 奥行きの感覚 / 彫刻空間 / 絵画空間 / 東西の風景画 / 日本庭園の空間 / 縄文土器の空間 / 認知脳科学 / 共通感覚 / 美術作品の制作 / 脳科学 / 奥行き / 芸術作品の制作 / 認知科学 / 彫刻制作 / 絵画制作 / 晴眼者の触覚による造形 / マチスによる切り絵 / 美学 / 芸術作品制作 / 洞窟壁画 / マチスの切り絵制作 / 芸術 / 作品制作 / 実制作 |
研究成果の概要 |
本研究は古今東西、あらゆるジャンルの美術作品の中に存在する「奥行き」に着目し、作品評価をする際の基準として通用性と妥当性を兼ね備えたものとするための研究である。研究は「奥行き」に関して重要と思われる作例を国内外の美術館、博物館を訪ね多数実見したのち、奥行きの研究のための課題制作に落とし込んだ。そこから実感できた結果に注目し研究を重ねた。それらを3編の寄稿、11編の論考、7編の課題制作報告に纏め、最終年度の3月に課題名と同題の成果報告書、副題ー美術をめぐる新たな鑑賞と実践ー(全244頁)を刊行した。また研究のために制作された952点の作品は記録され、本学芸術資源研究センターに保存された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ブールデル、長谷川等伯、洞窟画を並べ、それらを比較せよと言われると誰もが当惑するに違いない。これらはあまりにも様式、使われている素材、場所、時代背景が異なり、比較しようにもその基準がないからである。本研究は、これらを比較し得る尺度、つまり奥行きという観点からの統一的な基準で様々な時代や様式の作品を横並びに比較検討し、それらの作品の理解と共感を深める試みである。このことは、東西の美術はもちろんのこと、美術のジャンルにおける再配置、再評価の試みであり、また美術教育における領域横断的なコアカリキュラムの提案でもある。
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