研究課題/領域番号 |
16H03417
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 神戸市看護大学 |
研究代表者 |
藤代 節 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (30249940)
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研究分担者 |
片山 修 神戸市看護大学, 看護学部, 准教授 (20295778)
岸田 文隆 大阪大学, 言語文化研究科(言語社会専攻、日本語・日本文化専攻), 教授 (30251870)
岸田 泰浩 大阪大学, 日本語日本文化教育センター, 教授 (40273742)
菅原 睦 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (50272612)
早津 恵美子 東京外国語大学, 大学院国際日本学研究院, 教授 (60228608)
澤田 英夫 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (60282779)
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研究協力者 |
角道 正佳 大阪大学 (30144538)
大﨑 紀子 京都大学 (90419458)
吉田 浩美 神戸市外国語大学 (70323558)
松本 亮 神戸山手大学 (30745857)
川澄 哲也 松山大学 (30590252)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2018年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2017年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2016年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | 混成言語 / 言語接触 / 言語類型 / 文献言語 / アジアの諸言語 / アルタイ諸言語 / バスク語 / アルメニア語 / 言語併用 / 危機言語 / 言語形成 / ユーラシアの諸言語 / 言語学 / チュルク語 / 言語生態 / ユーラシア / 多言語 |
研究成果の概要 |
ユーラシアの諸言語が系統を越えて接触を繰り返す様を「混成言語」をキーワードにとらえ直すことを試みた。消滅の危機に瀕した小言語をも含む言語接触の状況が引き起こす混成言語の実態の調査に取り組み、一方、近世あるいは中世の文献言語についても調査と分析を重ねた。ユーラシアを東西南北及び中央の5つのゾーンに区分し、研究協力者を含む12名の言語研究者等が知見を共有しつつ、ユーラシアの諸現代語あるいは文献言語研究の視点にたち、言語形成に始まる言語の生態について一定のモデルを構築する可能性を見いだすことが出来た。なおも残る少なからぬ課題については、後継の科研費研究プロジェクトで継続して取り組む。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
言語の混成は、言語発展のあらゆる段階で生じうる。これらは何を契機に引き起こされるのか、言語接触の結果がもたらした現代の諸言語の様相をユーラシアの広域から例を拾い、従来の言語接触研究の枠にとらわれず観察した。系統的に発展分岐するという言語のあり方よりもむしろ混成言語をキーワードに言語を見なおせば、混成言語こそが無標の言語であるという見方も出来るのではないか。
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