研究課題/領域番号 |
16H03423
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
金田 章宏 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 教授 (70214476)
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研究分担者 |
和田 健 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 教授 (20292485)
三樹 陽介 駒澤大学, 文学部, 講師 (40614889)
狩俣 繁久 琉球大学, 島嶼地域科学研究所, 客員研究員 (50224712)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 八丈語 / 民話 / 方言語彙 / 文法 / 方言文法 / 危機言語方言 / 文法記述 / 教材作成 / 民話動画 / 危機言語 / 八丈方言 / 文法書 / 方言辞典 / 東国方言 / 民話資料 / データベース / 消滅危機言語 / 辞典 / 音声・音韻 / 方言教科書 / 方言資料 |
研究成果の概要 |
本科研では八丈町民と八丈町教育委員会の協力を得ながら、八丈町内5地区で、動植物語彙を中心に446項目について地区ごとの方言名、生活での役割等について調査し、全項目カラー写真付きの『八丈語の動植物語彙調査報告書』を作成した。また、八丈町内5地区の方言による民話(「欠け皿」「たなばたさま」「人捨て穴」)の字幕付き動画を作成し、DVDにして各所に配布した。語彙調査や録画作成には地元の方たちの協力を得ることで八丈語の価値を再確認してもらうことができた。また、簡易版の方言文法書を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ユネスコにより消滅の危機に瀕した言語とされた八丈語の記録保存継承作業は重要な意味を持つ。本科研では動植物語彙の方言名だけでなく生活のなかでの役割なども詳細に記録することで、血の通った生きた方言として後世に伝えていくべき資料とした。また、これまで1地区のみだった民話資料について、島内5地区の方言で動画を作成し、記録保存継承の貴重な資料とすることができた。さらにこれらについて2度にわたり報告会を行ない、地元の方たちに研究成果を公開した。
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