研究課題/領域番号 |
16H03426
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
丸山 岳彦 専修大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (90392539)
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研究分担者 |
山崎 誠 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 言語変化研究領域, 教授 (30182489)
山口 昌也 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 音声言語研究領域, 准教授 (30302920)
佐野 真一郎 慶應義塾大学, 商学部(日吉), 准教授 (30609615)
相澤 正夫 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 言語変化研究領域, 名誉教授 (80167767)
久能 三枝子 (高田三枝子) 愛知学院大学, 文学部, 准教授 (90468398)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | コーパス言語学 / 昭和話し言葉コーパス / 経年変化 / コーパス / 話し言葉 / 言語学 / コーパス日本語学 / 話し言葉コーパス |
研究成果の概要 |
本研究課題では、『昭和話し言葉コーパス』を構築し、一般に公開することにより、過去の日本語音声を分析するための基盤を整備した。過去の録音資料をコーパス化することにより、話し言葉に生じた経年変化を明らかにするための「通時音声コーパス」を実現することができる。本研究では、1950~1970年代の録音資料を収録した『昭和話し言葉コーパス』(約50時間)を構築・公開するとともに、国内外の学会における研究発表や国際シンポジウムの開催など通じて、その研究成果を発信した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
過去の録音資料を現代の技術でコーパス化して、話し言葉の経年変化の実態を捉えようとする研究は、世界的に見てもイギリスのDCPSE、フランスのESLOなどがあるのみで、その実践例は極めて少ない。本研究では、『昭和話し言葉コーパス』の構築と公開により、日本語の話し言葉における経年変化をコーパスに基づいて研究する基盤を整備した。また、国際シンポジウムInternational Symposium on Diachronic Speech Corporaを開催し(2017年)、「通時音声コーパス」が持つ可能性を世界各国の研究者らと議論した。
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