研究課題/領域番号 |
16H03452
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
横山 彰三 宮崎大学, 医学部, 教授 (60347052)
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研究分担者 |
Michael Guest 宮崎大学, 医学部, 准教授 (00404400)
本部 エミ 宮崎大学, 多言語多文化教育研究センター, 講師 (10755515)
小松 弘幸 宮崎大学, 医学部, 教授 (30598339)
南部 みゆき 宮崎大学, 医学部, 准教授 (90550418)
ブラウン キャスリン 久留米大学, 大学共同利用機関等の部局等, 教授 (70421310)
荒木 瑞夫 宮崎大学, 語学教育センター, 准教授 (20324220)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 国際協同学習 / 英文ライティング / コーパス分析 / ライティング / 国際業同学習 / 国際協働学習 |
研究成果の概要 |
本プログラムは4つのステージに分かれ、各ステージでは一般的な医療や健康に関する内容を扱っている。参加者は自分の考えを短い英文エッセイとして書き込む。掲示板形式になっているので、書き込まれた英文に対してそれに興味を持った他の参加者が自由に返信を書き込めるようにした。価値観や信念、医療に関する文化的な側面などについてエッセイライティングを通しての学びについて、参加者はおおむね肯定的に捉えていることが明らかとなった。医師の倫理や社会性、コミュニケーション能力を医学教育の観点から考える時、本研究が果たした役割は大きいと考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
私たちは自分が何を信じ何に価値観を置いているかを知るには、他者との交流が欠かせない。「自己は他者と対峙するとき、はじめてその独自の姿を浮き彫りにする」「他者が押し迫って初めて自己は姿を見せる」「他者とは実在する他者ばかりとは限らない」と言われるように、私たちは他者の森を駆け抜けて自己になる。その意味において、本論で扱ったオンライン上でのライティングを通した海外の医学生との交流は、「医療者としての態度や価値観」を醸成させることに繋がり、真の医療者とは何かを多面的に意識し自己に問い続ける態度やマインドセットを形成させ、意識変容を促すした。
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