研究課題/領域番号 |
16H03455
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
|
研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
阿部 真理子 中央大学, 理工学部, 教授 (90381425)
|
研究分担者 |
小林 雄一郎 日本大学, 生産工学部, 助教 (00725666)
藤原 康弘 名城大学, 外国語学部, 准教授 (90583427)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2017年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2016年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
|
キーワード | 高校生の英語スピーキング力 / 縦断的コーパス / 学習者コーパス / 英語スピーキングコーパス / コーパス構築 / メタ情報 / スピーキングコーパス / 高校生 / スピーキングの発達 / 英語スピーキング力 / 縦断的調査 / 縦断的学習者コーパス / 外国語教育 |
研究成果の概要 |
四年間の研究期間内に、高校生の発話を3年間にわたって継続的に収集した縦断的スピーキング学習者コーパス (Longitudinal Corpus of Spoken English: LOCSE) を完成させた。同時に複数の調査方法を使って収集した学習者に関するメタ情報を用いて、高校生のスピーキング力の発達に影響を及ぼす要因を分析できるように、そのデータ整備を行った。さらには、英語スピーキング力の発達過程を解明するための記述研究と発達に寄与する要因を特定するための実証的研究を開始した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コンピュータの技術革新以前には想定されることがなかった規模のデータ(本研究では、外国語学習者が書いたり、話したりした産出データ)を整備し、言語処理の技術と統計処理の知見を駆使することで、従来の第二言語習得研究が踏み込むことのできなかった課題に対する答えを出したり、これまでのSLAの仮説や理論を覆したりすることが可能になった。本研究はこのような研究の基盤となり得る縦断的英語スピーキング学習者コーパスとその学習者に関する豊富なメタ情報を整備した。これらのデータを用いることで、スピーキング力の発達に寄与する要因を特定することが可能となるため、その学術的・社会的意義は大きい。
|