研究課題/領域番号 |
16H03456
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
松本 佳穂子 東海大学, 国際教育センター, 教授 (30349427)
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研究分担者 |
北澤 武 東京学芸大学, 教育学研究科, 准教授 (80453033)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 異文化間能力 / 自己省察ツール(AIE) / 異文化理解教育 / 一貫教育モデル / 複文化的アプローチ / 自己省察ツール(AIE) / 自己省察ツール |
研究成果の概要 |
本研究では、欧州評議会言語政策部門によって異文化間能力(Intercultural Competence)養成のために開発され、欧州で広くで使用されている自律的省察ツール、「Autobiography of Intercultural Encounters (AIE)」の通常版と子供版を、日本の小学校から大学に至る教育現場に導入し、様々な授業形態における実験で得られたデータの分析を基に、指標や指導・評価方法を開発・最適化した。更に、そこで明らかになった各教育段階の生徒・学生の異文化意識を反映しつつ、異文化対処能力育成のための一貫教育モデルを、言語教育と異文化理解教育に対して4種類ずつ構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
まだ日本では殆ど実験も導入もされていない異文化間能力の養成を目指すヨーロッパの自己省察ツール(AIE)の使用効果を、小学校から大学に至る様々な授業形態において実験・検証し、今後どのような能力をどう育成していけばよいのかについて、様々な実践の場に合った具体的な指標や指導・評価方法を構築・提供した。また各教育段階における生徒・学生の発達的異文化意識の特徴を明らかにすることを通じて、小学校から大学に至る実践を繋ぐ異文化間能力養成のための一貫した教育モデルを8種類(言語教育用4種類、異文化理解教育用4種類)構築し、学会発表、教員研修やウェブサイトなどを通じて公開・共有した。
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