研究課題/領域番号 |
16H03467
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
平田 雅博 青山学院大学, 文学部, 教授 (90181164)
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研究分担者 |
川崎 亜紀子 東海大学, 文学部, 准教授 (00350398)
原 聖 青山学院大学, 文学部, 客員教授 (20180995)
割田 聖史 青山学院大学, 文学部, 教授 (20438568)
安村 直己 青山学院大学, 文学部, 教授 (30239777)
岡本 真希子 津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (30298111)
佐々木 洋子 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (30332480)
川手 圭一 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (50272620)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
15,340千円 (直接経費: 11,800千円、間接経費: 3,540千円)
2019年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 翻訳 / 文化接触 / 文化変容 / 言語 / 通訳 / 帝国 / 国民国家 / 地域 / 言語帝国主義 / グローバル化 / 熱帯医学 / 植民地 |
研究成果の概要 |
本研究は、グローバリゼーションの進展の中で、世界中のいたるところで、さまざまな文化の相互接触・文化変容が生じている現状を踏まえ、「翻訳」という概念を用いて、近現代史における相互接触・文化変容を比較・検討することを目的とした。 帝国および国民国家における周縁地域の文化変容の事例を「翻訳」という行為に着目して比較・検討することで、文化変容の在り方が支配側からの強制というだけでなく、被支配側による翻訳の利用という側面を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、「翻訳」概念を言語だけでなく、文化接触による変容についても適用している。ラテンアメリカやインド、アフリカヨーロッパ諸勢力によって支配された地域、台湾など日本によって支配された地域、ヨーロッパの国民国家でナショナリティが混在する地域における文化接触を比較・検討することで、文化の序列化の共通性と差異を明らかにした。 グローバリゼーションの進展が一層進む現在において、本研究は文化接触・変容における権力の偏在についての参照軸となりえるだろう。
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