研究課題/領域番号 |
16H03481
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
太田 修 同志社大学, グローバル・スタディーズ研究科, 教授 (00351304)
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研究分担者 |
宮本 正明 大阪経済法科大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (20370207)
板垣 竜太 同志社大学, 社会学部, 教授 (60361549)
福岡 正章 同志社大学, 経済学部, 教授 (90388041)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 戦後日韓関係 / 冷戦 / 植民地主義 / 日韓国交正常化交渉 / 日韓条約 / 日韓会談文書 / 検索システム / 請求権問題 / 戦後日韓関係史 / 日韓国交正常化交渉(日韓会談) / データベース化 / 強制動員被害者 |
研究成果の概要 |
日韓国交正常化交渉に関連する日本側文書の検索システム「日韓会談文書情報公開アーカイブズ」を構築し、2020年3月にNGO「日韓会談文書全面公開を求める会」HP上で公開した。また、日韓関係を国家対国家の外交関係に限定するのではなく、植民地支配・戦争の経験と記憶、人とモノが往来しつつも衝突する地域、交流し省察する知などの日韓の諸関係を、植民地主義と冷戦の側面から描き直し、その成果を『植民地主義、冷戦から考える日韓関係』として公刊した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日韓会談文書の検察システム「日韓会談文書情報公開アーカイブズ」を構築しWEB上で公開することによって、研究者や市民が日韓会談文書を利用しやすくなった。また、従来の日韓関係研究が国家対国家の外交関係研究に集中する傾向があったの対して、本研究では、植民地支配・戦争の経験と記憶、人とモノが往来しつつも衝突する地域、交流し省察する知など日韓の諸関係を植民地主義と冷戦の側面から描き直し、既存の研究とは異なる日韓関係を提示すことができた。
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