研究課題/領域番号 |
16H03520
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
伊藤 悟 金沢大学, 人間科学系, 教授 (20176332)
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研究分担者 |
鵜川 義弘 宮城教育大学, 教員キャリア研究機構, 教授 (20232803)
山本 佳世子 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (60311445)
秋本 弘章 獨協大学, 経済学部, 教授 (90327015)
井田 仁康 筑波大学, 人間系, 教授 (20203086)
大西 宏治 富山大学, 人文学部, 教授 (10324443)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 地理教育 / GIS / AR / 防災教育 / 環境教育 |
研究成果の概要 |
本研究では、地理・環境・防災教育において有効活用が期待でき、GISとも位置づけられる位置情報型ARシステムの整備を押し進めるとともに、それを利用した授業実践から、GISとARの利用が地理教育等においてどのような意義・効果等をもつかを検討した。その結果、ARを利用する授業は生徒の地域認識を深めるなどの効果があり、特に、GISにARを組み合わせて利用することは、より容易にGISを利用し、かつ効果的な授業が展開できる方策となることを明らかにした。以上から、高等学校における新たな必履修科目である「地理総合」において大きな可能性があると判断できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
位置情報型ARシステムの整備・提供を教育現場に向けて行なったとともに、それを利用した授業実践の結果から、GISとARの利用が地理教育等においてどのような意義・効果等をを検証した。 その成果は、我が国の学術誌における特集号企画を通じた一連の査読付き論文の刊行や、海外での国際会議での発表などにより、国内外に向けて広く発信した。 また、野外調査や野外観察でのAR活用が有効で、また容易であることを明らかにした結果、地理・環境・防災学習に重要な地域調査が、学校現場ではあまり実施されていないという現状も改善できるものとなった。
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