研究課題/領域番号 |
16H03580
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
品田 裕 神戸大学, 法学研究科, 教授 (10226136)
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研究分担者 |
大西 裕 神戸大学, 法学研究科, 教授 (90254375)
砂原 庸介 神戸大学, 法学研究科, 教授 (40549680)
濱本 真輔 大阪大学, 法学研究科, 准教授 (20625850)
松本 充豊 京都女子大学, 現代社会学部, 教授 (00335415)
平野 淳一 甲南大学, 法学部, 准教授 (10550949)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 政治学 / 選挙研究 / 政党システムの制度化 |
研究成果の概要 |
本研究が明らかにしようとしたのは、日本・韓国・台湾の3ヵ国における政党システムの姿がなぜ異なるかという点であった。そのために、「政党システムの制度化」に注目した。アジアにおける政党システムの研究は、政党間競争のパターンの分析が中心だったが、本研究は、政党組織を主たる分析対象とした。特に、政党の地方組織とそれを支える社会的基盤について、3ヵ国の実態を丹念に観察し、地方選挙や地方政党組織から各国の政党システムの地方的基盤を解明することを試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本・韓国・台湾の3ヵ国は、いずれも国政レベルで同じ選挙制度(小選挙区比例代表並立制)を採用している。しかし、よく知られている「デュベルジェの法則」が予測するようには、各国の政党システムは同じ姿になっていない。緩やかな二大勢力志向は共通しているが、この3ヵ国には明らかな差異が存在する。選挙制度に社会的亀裂の存在を加味するような議論でも十分に説明できないこの差違を本研究は国政と地方の選挙制度の組合せにより明らかにする。
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