研究課題/領域番号 |
16H03587
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
木村 幹 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)
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研究分担者 |
金 誠 札幌大学, 地域共創学群, 教授 (40453245)
浅野 豊美 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (60308244)
金 世徳 大阪観光大学, 観光学部, 教授 (80600098)
田中 悟 摂南大学, 外国語学部, 准教授 (90526055)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 歴史認識問題 / 日韓関係 / 韓国 / 日本 / ナショナリズム / 国際紛争 / 市民運動 / 市民団体 / 慰安婦 / 東アジア / 現代史 / 慰安婦問題 / 韓国政治 / 日本政治 / 政治学 / 国際関係 / 現代詩 / 社会運動 / 歴史の記憶 / 東洋史 / 日本史 |
研究成果の概要 |
本研究は日韓関係において最も重要な問題の一つである歴史認識問題の展開過程について、実証的に明らかにしたものである。その主たる成果は、木村幹・金容民・田中悟編著『平成時代の日韓関係』(ミネルヴァ書房、2020年)、及び木村幹『歴史認識はどう語られてきたか』(千倉書房、2020年)の形で公表されている。 この研究成果は、2022年には『歴史認識はどう語られてきたか』の韓国語版が、博英社から出版されるなど、国際的にも評価を得るに至っている。また一般向けにも、その研究成果の一部が、木村幹『誤解しないための日韓関係講義』(PHP新書、2022年)等の形で公表されている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は日韓両国間に横たわる最大の外交的懸案である歴史認識問題の展開について、当事者の証言等を通じて実証的に明らかにしたものであり、学術的のみならず、社会的にも大きな意義を有している。その成果は先述の一般書にて公表されたのみならず、研究代表者等の活発な社会的発信、例えば、日本語、韓国語、英語の三か国語による講演やメディアでのコラム執筆、更には日韓両国の政策当局者に対するレクチャー等の形で現実に生かされる事となっている。極めて社会的な実装性の高い研究であると言える。
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