研究課題/領域番号 |
16H03595
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群) |
研究代表者 |
石川 卓 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), 人文社会科学群, 教授 (40308557)
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研究分担者 |
黒崎 将広 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), 人文社会科学群, 准教授 (10545859)
鈴木 一人 北海道大学, 公共政策学連携研究部, 教授 (60334025)
石井 由梨佳 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), 人文社会科学群, 准教授 (80582890)
彦谷 貴子 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), 人文社会科学群, 准教授 (00286626)
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研究協力者 |
ワックスマン マシュー
徳地 秀士
彦谷 貴子
リー トマス
那須 仁
クー ジュリアン
アダムス マイケル
スクーヴィル ライアン
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2018年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2017年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 国際法 / 国際政治 / 国際安全保障 / 日米同盟 / 武力の行使 / 自衛権 / 国際関係論 |
研究成果の概要 |
本研究は、国際法規範がはたして日米同盟の実施運用そしてさらなる強化を支える「共通言語」ないし「共通のロジック」たり得るのかを検討することを目的としたものである。日米豪の専門家集団による3年にわたる検討と意見交換の結果、両国ともに日米同盟の柱となる国際法上の武力行使と自衛権の概念および枠組みを極めて重要なものとして位置づけつつも、国際法および国内法上の武力の意味、ならびに自衛権行使の発動条件および当該行使にかかる行政府(首相・大統領)と立法府(国会・議会)の権限関係といった様々なレベルで大きな違いが存在することが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで日米安全保障条約の根本的な概念である「武力の行使」と「自衛権」に関する国際的平面と国内的平面の様々な枠組みについて、日米両国がどれほど相互理解を深めているのかを扱った研究はこれまで存在しない。この意味において、日米両国の専門家が集まって正面からこの問題について検討を試み、両国間にどのような共通点と相違点が具体的に存在するのかを明らかにした本研究の意義は大きく、その成果もまた、日米両国の関係実務家を中心に社会に向けて広く発信された。
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