研究課題/領域番号 |
16H03598
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
西村 和雄 神戸大学, 計算社会科学研究センター, 特命教授 (60145654)
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研究分担者 |
上東 貴志 神戸大学, 計算社会科学研究センター, 教授 (30324908)
岩佐 和道 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (00534596)
関根 仁博 京都大学, 経済研究所, 特定教授 (10811888)
井上 寛規 久留米大学, 経済学部, 講師 (90635963)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 経済成長 / 人的資本 / 異質な経済主体 / 特許申請数 / MEG / 研究開発力 / 経済理論 / マクロ経済学 / 非線形動学 / 教育 |
研究成果の概要 |
本研究は、人的資本の蓄積をキーワードとして、様々な視点で経済成長をとらえる立体的な構造を有して、経済成長の内生的要因を理解するのが目的である。経済成長モデルで人的資本の役割を理論的に分析し、学校・家庭教育も含めた教育投資の寄与について、実証研究を行う。 具体的には、Akamatsu (1956)が提唱した経済成長の雁行形態論(雁が空に群れを成して飛ぶように、新興工業国が先進国を追って経済発展を遂げていく)に関する論文、学校教育では理数科目の授業時間数の推移と、日本の特許申請数や更新数の関係を調べた論文、個人の異質性については、脳活動の計測によって、思考と行動の個人差について論文にまとめ発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
経済成長における人的資本の役割を分析する上で、教育が果たす役割は大きい。教育は、異質な個人に働きかけ、全体の達成度に影響するが故に、個人の思考の在り方というミクロと国の経済成長というマクロの橋渡しをする。西村による学校教育の研究はNHK BSプレミアム 「アナザーストーリーズ」で、幸福度の研究は全国紙で紹介され、大学の一般入試に出題されている。研究開発力の研究は、朝日新聞、JSTの英文、邦文のウェブサイトに紹介された。また、その成果を社会実装し、実際の学校現場で応用し、問題行動の減少と、学力の向上に貢献もしている。
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