研究課題/領域番号 |
16H03612
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
柳瀬 明彦 名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (10322992)
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研究分担者 |
古川 雄一 中京大学, 経済学部, 教授 (50510848)
濱田 弘潤 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (70323954)
太田代 幸雄 南山大学, 経済学部, 教授 (30313969)
須賀 宣仁 北海道大学, 経済学研究院, 准教授 (70431377)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2019年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | 経済のグローバル化 / 市場の質と市場インフラ / 知識資本ベースの経済成長 / 戦略的インフラ整備 / 公的部門と民間部門の相互作用 |
研究成果の概要 |
グローバル化の進んだ現代経済の健全な発展・成長において重要なカギを握る物的インフラと市場インフラのそれぞれの整備のあり方について、公共部門と民間部門の間の相互作用に着目しながら、理論的に検討した。 (1)物的インフラの輸出と融資に関する国家間競争の戦略的分析、(2)制度の変遷と競争形態・貿易構造の相互作用における動学経路の解明、(3)開放経済下の教育投資・研究開発を通じた知識資本ベースの経済成長、という3つのトピックにおける理論の構築と分析を通じて、グローバル経済の健全な発展・成長につながる「質の高い市場」を形成するためのインフラ整備のあり方に関する新たな理論的知見と政策的含意を導いた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究から得られた新たな理論的知見は、国際経済学、公共経済学、経済成長論の諸分野における理論の発展に貢献をもたらす。それに加えて、研究成果から導かれる様々な政策的含意は、我が国の各種インフラ整備戦略における方向性の提示と政策の立案において重要な役割を果たすことになる。さらには、質の高い市場取引が達成され高い社会的厚生の得られるグローバル経済システムの実現に向けた日本の役割を明らかにすることにもつながる。
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