研究課題/領域番号 |
16H03634
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政・公共経済
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
安川 文朗 横浜市立大学, 国際商学部, 教授 (90301845)
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研究分担者 |
中田 喜文 同志社大学, 政策学部, 教授 (50207809)
勝山 貴美子 横浜市立大学, 医学部, 教授 (10324419)
根本 明宜 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (20264666)
吉永 崇史 横浜市立大学, 国際総合科学部(八景キャンパス), 准教授 (40467121)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
15,340千円 (直接経費: 11,800千円、間接経費: 3,540千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2016年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 医師需給 / 医療ニーズ / 地域医療 / 地域看護 / 医療資源配置 / 就労環境 / 患者満足 / アジアの医療資源 / 医療経済 / 医療労働 / プライマリケア / 職種間連携 / 専門看護師 / 医療政策 / 労働経済 |
研究成果の概要 |
地域住民の医療ニーズと、それに対応した医師および医療関連従事者の就労動向や意識に関する検討から、今後の地域医療資源確保のあり方と医療上の課題を分析した。厚労省の基幹統計の個票データを活用した分析から、1)現状の医師の医療提供体制では地域の精神的ケアを改善するには不十分であること、2)都市部における診療所配置の低下が予測されること、3)現在の受診行動に対して住民自身の満足度は高くないこと等が示された。 また、ラオスの医療従事者就労動向調査を通じて、アジアの発展途上国における医療従事者の配置の施設間格差や就労条件の課題の一端が示され、アジア圏における包括的な医療資源配置の交流の可能性が検討された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医師数の不足等の問題が議論されているなか、これまではヘッドカウントの医師数やその補完としての看護師数確保についての検討がされてきたが、本研究では、プライマリケアを担う医師数の地域内での実質的な動向予測と、在宅医療関連医師と地域看護師(訪問看護)におけるサービス提供の実態が地域住民の健康意識や実際のメンタルヘルスにおよぼス影響を分析し、医療ニーズと必要医療提供体制を考慮した将来的な医師の必要数を検討したことが重要な意義である。また並行して、これまで情報の乏しかったラオスにおける医師需給動向と要因調査を通じて、今後のアジア圏の医療従事者ニーズを考慮したグローバルモデル構築の必要性を提言できた。
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