研究課題/領域番号 |
16H03653
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
|
研究機関 | 法政大学 (2019) 一橋大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
米倉 誠一郎 法政大学, イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (00158528)
|
研究分担者 |
平尾 毅 京都橘大学, 現代ビジネス学部, 教授 (50361861)
野間 幹晴 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 教授 (80347286)
清水 洋 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90530080)
星野 雄介 武蔵野大学, 経済学部, 准教授 (90635682)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
|
キーワード | アントレプレナーシップ / イノベーション / ROA / 国際比較 / 長期的分析 |
研究成果の概要 |
本研究では企業の設立からの年数と新規参入、そしてROAのボラティリティに注目し、日米の上場企業について実証的に長期の時系列・国際比較分析を行った。ROAのボラティリティについては、アメリカ企業の方が大きく、日本企業のそれは小さいことが明らかになった。しかしながら、収益性の水準で割り引いた変動係数で測定すると、日本企業とアメリカ企業ではボラティリティの程度に大きな差はないことも分かった。このことは、大きな差があるのはアントレプレナーシップの程度(リスク程度の程度)というよりもむしろ収益性に差があることを示唆している。日米企業で経営資源の配分の硬直性に差があることが部分的に明らかになった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでのアントレプレナーシップについての研究では、企業家の個人的な心構えや精神論を記述した伝記的なものが蓄積されてきた。しかし、それらだけでは長期的なパフォーマンスの推移についての説明が難しい。また、スタートアップが中心的な分析対象であったものの、アントレプレナーシップが重要になるのは、スタートアップだけではない。既存企業の新規事業などでもアントレプレナーシップは重要になる。本研究では企業の設立からの年数と新規参入、そしてROA(総資本利益率)のボラティリティやその水準に注目し、日米の上場企業について実証的に長期の時系列・国際比較分析を行った。
|