研究課題/領域番号 |
16H03666
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
馬場 一 関西大学, 商学部, 准教授 (70351492)
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研究分担者 |
大木 清弘 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 講師 (20611073)
金 熙珍 東北大学, 経済学研究科, 准教授 (40634530)
臼井 哲也 日本大学, 法学部, 教授 (60409422)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 機能間連携 / 新興国市場 / ケイパビリティ / 新興国市場戦略 / 国際マーケティング / 国際生産 / 国際R&D / 新興市場 / 地理的近接性 / 経営学 / 生産拠点の立地 / マーケティング / 生産 / 研究開発 |
研究成果の概要 |
本研究では、新興国市場で多国籍企業が「ものづくり(開発・製造)」と「マーケティング(販売・市場)」をどのように統合するかを東南アジアの日系多国籍企業を中心として定性的に検討した。その結果、生産、開発、マーケティングにおける機能間連携には、生産とマーケティングの地理的近接性、機能間連携の阻害要因の除去、そして、機能間連携を促進するケイパビリティといった要因が重要であることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義としては、生産、R&D、マーケティング研究者が、同じ多国籍企業の経営行動を観察しながらも異なるアプローチや結論を引き出してきた国際経営論のディシプリンにおいて、理論的な統合を試みたことが挙げられる。とくに、異なる領域を研究する研究者間の協働は、新しい視点の共有や新しい知識の開発に大きく貢献した。 社会的意義としては、多国籍企業の地理的に分散する諸機能をいかに連携させるべきかに関する実践的な示唆を得られたことである。特に、拠点の地理的近接性や権限をどこに置くべきかといった問題に関する実践的な知識を得ることができた。
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